2018年1月2日火曜日

CFD実験室その6 高配当銘柄の選び方

皆さんこんにちは、オザワークスです。

米国株の銘柄一覧は見ました。買い付け資金もあります。となれば次は実際に投資する銘柄の選択・決定でしょう。

というわけで選んでいきます。分母は60銘柄ですからね、初心者の方がそこからひとつを選び出すのはちょっと難しい。というか、どういう基準で選んでいいのかわからないんじゃありませんか?

そういうときは、自分の投資の方針を思い出してみると欲しい銘柄がはっきりします。ぼくは長期で配当を貰うだけの放ったらかし投資をしたいのです。

であれば、まず絶対に必要な要素は、その銘柄が配当を出しているかどうかです。大企業でも配当を出さない場合も多々ありますからね。まずはそこからふるいに掛けていきます。

やり方は、GMOクリック証券にログインしてメニューのCFD、検索窓右横の青い「詳細検索」というボタンをクリック。そしたら左側のサイドメニューの中に「米国(60)」というボタンがあるはず、それをクリック。


そうするととりあえず、こんな感じの米国株だけのリストになりました。この時点で母数は60です。ここから配当の有無でまず絞っていきます。

銘柄一覧の一番右側、「予想配当利回り」という項目がありますね。ここを2回クリックすると60銘柄が配当利回りの高い順に並びます。こんな感じ。



そもそも配当利回りとは?

ここで知らない方のために配当利回りについて説明しておきましょう。企業は株主に対して「株主さんありがとう」と利益の一部を配当金という形で還元します。株主としてはこれはもちろん多いほうがいいですよね。

で、どれだけ投資してどれだけ配当を貰うのかを計算するわけです。具体的には、1株あたりの年間配当額÷株価×100に%の記号を付けたものが配当利回りです。

もっとわかりやすく言うと、1万円投資して1年間で100円の配当を貰えばその銘柄は利回り1%、200円なら2%。銀行預金の利息の考え方と一緒です。

配当利回りで絞り込む

本譜に戻ります。米国株60銘柄を配当利回り順に並べると、下から15銘柄は利回りが0%、つまり無配当の銘柄です。配当を求める投資をするわけですから、まずこの15銘柄を除外しましょう。

さらに配当利回りは基本的には高いほうがいいです。だって、同じ額を投資するならなるべく配当は多く欲しいですからね。ここは欲張って配当利回り3%以上を望みましょう。

すると、2017年11月現在、残った銘柄は13銘柄になりました。さっきまで60銘柄もあった購入候補を13まで絞り込んだのです。これで選びやすくなりました。

AT&T 5.6%
ベライゾンコミュニケーションズ 5.2%
フォードモーター 5%
IBM 3.9%
エクソンモービル 3.8%
シェブロン 3.7%
ファイザー 3.5%
ゼネラルモータース 3.4%
メルク 3.3%
コカコーラ 3.1%
ギャップ 3.1%
P&G 3%
シスコシステムズ 3%

でもまだ13ある。さて、次回からは配当利回りだけでなく、銘柄の保有コストの点からさらに購入銘柄を絞っていきます。

記事一覧

CFD実験室その1 CFDとはなにか

CFD実験室その2 CFDの特徴

CFD実験室その3 GMOクリック証券で口座を開こう

CFD実験室その4 CFD口座を作ったら、まずは入金

CFD実験室その5 外国株CFDの銘柄を見ていく

CFD実験室その6 高配当銘柄の選び方

CFD実験室その7 金利調整額でさらに銘柄を絞り込む

CFD実験室その8 いよいよ銘柄決定

CFD実験室その9 何株買うのか決めつつ、レバレッジを考える

CFD実験室その10 レバレッジとロスカット、やや複雑な関係

CFD実験室その11 GMOクリック証券で外国株CFDを買う手順

CFD実験室その12 金利手数料を無くすマル秘取引術、オザワークス流

CFD実験室その13 株を買ったら、まずロスカットレートの設定

 

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